鍋割山(表丹沢縦走)
日 時:1月30〜31日
参加者:鉄人(L)、塾長、タニシ、姫、マタギ(記)
コースタイム:
1日目
三廻部登山口 8:15 ---- 9:20 後沢乗越 ---- 10:03 鍋割山 12:30 ----
14:00塔の岳 14:25 ---- 15:00 丹沢山
2日目
丹沢山 8:00 ---- 9:42 蛭ヶ岳 9:50 ---- 11:00 姫次 11:50 ---- 13:47
焼山 13:55 ---- 15:00 焼山登山口
誰が来るのか、何人来るのかリーダーから何の連絡もなく実行するのかさえ不安なまま渋沢駅に 降りる。誰も見当たらないやはり中止か、まぁいっか1人で行こうと階段を下りバス停に向かうと 見慣れた顔の2人、塾長とタニシさん。
やぁやぁと声を掛け合ったが??リーダーがいない。
誰もメンバーが分からずバスに乗り込もうとしたらリーダーが向こうで手招きタクシーを予約した との事、そこにやおら姫が登場で5人出そろい車に乗り込む。
三廻部の県民の森まで車が入りこれで1時間ほどカットできた。
歩きはじめて1時間ほどで後沢乗越到着薄らと汗も出てくる。
所どころ残雪も現れ足元注意、稜線に出ると展望が開け相模湾の遠く伊豆大島や利島、新島まで 見え後ろには真白き富士の峰。
10時に鍋割山頂到着、鍋の準備をしつつ遅れた後続隊を待つこと20分全員そろったところで 宴のはじまり。主役はビールに骨酒、冷酒、脇役はモツ鍋です。
ちょっと寒いもののお天気は良く2時間半も過ごした。
大勢いた登山者もまばらになった12:30時に鍋割山を後に金冷しへ、ここで本隊と別れ単独で 縦走を続ける。
塔ノ岳山頂の尊仏山荘に寄るとおやじさんが2年前のM嬢を担ぎ込んだことを覚えていてUターン したと告げると元気で過ごせと伝言を頼まれた。
ここから先はさらに残雪が多くなり30分ほど歩き丹沢山の今晩の宿みやま山荘に着く。
ここは4年ほど前に建て直したとの事でまだ木の香りが残る綺麗な小屋で、今日は宿泊者2名のみで それぞれ個室へ案内された。
夕食メニューはジンギスカン風の焼き肉と煮物、味噌汁は保温された鍋で出され熱々がお代りできた。
翌朝は6時に起き朝食を済ませて紅富士を撮りに山頂へ、気温−14℃と肌を刺すような寒さのなか 富士が染まるのを待つ。
少し風が強いものの今日も天気は良さそう、今日は憂鬱な月曜日ちょっと優越感に浸る、停年退職者 の特権だ。
焼山登山口からのバスが少なく16:23時なのでのんびりして8:00時に小屋を経つ。
直ぐに「つるべ落とし」と呼ばれる転げ落ちるような急坂を凍結した雪に慎重に下る。
やがて登りに差し掛かると棚沢ノ頭に出て素晴らしい展望を独り占めした。
このコース唯一の鎖場「鬼ヶ岩」を越えれば一息で蛭ヶ岳山頂へ、時間調整したかったが風が強く寒い のでのんびりできず早々に退散、姫次を経てあとは東海自然歩道をゆっくりと焼山登山口へ降りた。
降りたらなにやら大騒ぎ、道志川を挟んで対面の石老山で70代の老夫婦のご主人が滑落して奥さんが救助 を求めに下山したものの発見に2日間要し、ちょうど救急車で搬送されるところでした。こんな事故に 遭遇すると改めて単独行の怖さを実感しました。
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