山行記録 高尾山 2011年5月21日 (土)
参加者:塾長L、Kanegon、Altivelis、Ochiyo、絵師/泰、Muming、Kosukosu、若旦那、タニシ、
マタギ(撮)、Yakkora(記)
木の花:
ガクウツギ、ヒメウツギ、ホオノキ、ジャケツイバラ、ヤマツツジ、ミズキ
草花:
フタリシズカ、クワガタソウ、ギンラン、キンラン、ジュウニヒトエ、シャガ、ヘビイチゴ、
カタバミ、ウマノアシガタ、チゴユリ、ムラサキケマン
(他にはマタギのホームページをご覧ください。)
北高尾から旧甲州街道を歩く。
小仏川の渓流が美しく緑のカーテンのおかげで涼しい。梅の実がたくさん落ちている。Altivelisが訪れた ときは梅の花が満開だったとのこと。
老人ホームの横を登り始めてすぐ、千代田稲荷のいくつもの鳥居の下をくぐる。若旦那が、もう少し先を 曲がるのではと疑問の声を発する。
そのとおりで神社から上へと延びる登山道はない。
塾長は躊躇することなく山の斜面を登り始める。まさかこの大人数でこういう展開にはならないだろうと 思っていたのだが、やはり塾長は塾長だった。
ぶつぶつ文句を言いながら木につかまり、土をすべりおちないように必死に登る。
少し離れたところに赤いテープがあるので、たまに登る人がいるのかもしれない。ようやく広いところに 到着する。
しばし歩くと塾長推薦のジャケツイバラ(下の写真です。)の観察良好なスポットにたどり着いた。
黄色い花が藤の花のように緑の木にまとわりついている。この道を歩かないと出会えない貴重な場所。
ともに咲いていた大きな葉の上に白い花がMumingに言わせるとクラゲのように咲いていたのは、後でネットで 調べたらどなたかが推定していたように、ミズキのようだ。
他に星型の白い花がたくさんついた木の花があったが、これはヒメウツギらしい。
途中マタギ持参の冷たいアイスコーヒーで一息ついた。
しばらくいくと、この先行き止まりと言う表示があった。
これまで通ってきた道は行き止まりの道だったのだ。ここから少し歩くと高尾山頂へ行く標識があるが、 塾長はこれを無視し、日影沢林道?を下る。
その後は第二の登山道外の直登である。今度はなんとなく道らしくはなっている。
しかし急なのぼりを休まず40分歩いて汗だくになる。さんざんしごかれてたどりついたのは頂上のすぐ そば。
頂上は盛り場なみの混雑で驚く。
三角点に触れた後、一丁平まで歩き、ザックをおいてホオノキを見に行く。鼻を近づけると甘いにおい がする。
(左 朴の木、右 キンラン)
ようやくごほうびのビールと食事の宴会。
塾長持参のビール、サーモン、Kanegonのポテトサラダ、ミートローフ、タニシ持参の新潟のすっきりした 味の日本酒、漬物、若旦那持参の日本酒(静岡の銘酒、臥龍梅)、タラコ、松前漬などでほろ酔い気分になる。
Kosukosu持参のゴールデンキウイのデザートでしめる。
食後は城山経由で下った。
下る道も通常の登山道ではない。重力にあらがいなからお墓まで直行。
ここで山荘に宿泊して天女山に行く人たちと別れる。残りのメンバーは、高尾駅から10分ほど歩いた 中華料理店でビール大瓶を6人で9本飲んだ。
お通しのヒヤヤッコが大きくてしかも無料なのに驚く。冷やしトマトやおしんこも量が多くて安いし、 おいしい。塾長、ぶつぶつ言っても心の中では手を合わせて感謝しております。一緒に歩いた 皆さんからもいろいろな智識を吸収できて有意義な一日でした。
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