浅間隠山 山行報告など (2011年6月25日)
参加 Todo&Hana、Muming、KW(記、L)
歩程 高崎駅8時40分・・Todoの車で、 二度上峠登山口へ。9時45分登山開始。
11時40分 山頂・・・昼食・・・12時10分下山開始、帰路を戻る。
前週から当日までの降水確率は60%から20%、そして40%とめまぐるしく変わり、決行を決めた
高崎駅の雲もどんよりしており、二度上峠では、一粒二粒、雨を感じたほどですが、リーダーは一年前に
時期が早すぎて見逃したツツジの盛りを求めて、山行を強行開始しました。
幸い、稜線に出るまでほとんど雨は降らず、薄い霧の漂う中、期待通りヤマツツジの群落が歩きやすい
登山路の随所にあらわれます。
中腹のツツジは満開で、幻想的な白い霧の中に鮮やかな彩りを加えています。高度を上げると、アカヤシオ
もあらわれました。
こちらは花期を過ぎた株もありましたが、薄いピンクがさりげなくヤマツツジに混ざって点在し、心を
和ませます。所によってはツツジのトンネルや散ったヤシオの花弁絨毯が続き、写真を撮ったり、ただ眺めて
いるうちに、あまり汗も出ないうち頂上に到着。
ちなみに、このツツジの咲く時期には、晴れていると、この登山路がとんでもなく蒸し暑いので、結構
つらい登りになります。
頂上のレンゲツツジの方は残念ながら、満開の手前、4分咲きくらいでしょうか。
こちらも残念なことに晴れていれば正面にどんと展開する浅間山の姿は雲の中です。
記念撮影を終えて、昼食を始めると雨が降ってきました。そういえば、昨年七つが岳に登った時も頂上では
雨の中での昼食。二十年近く続いた「晴れ男」も引退時期なのか、と思った時に、同じく昨年から望遠鏡の
調子が悪い事を思い出しました。
ここから、山行に関係ない話です、興味のない方は、お手数ですが七行下まで飛んで下さい。
話は20年近く前にKWが購入した大型望遠鏡に遡ります。KWはこの望遠鏡を購入後、何故か強力な
晴れ男となりました。数年間、五十回を超える山行で、連続雨具不使用時期さえあり、通常旅行でも滅多に
雨に会いません。一方、電動望遠鏡のスイッチを入れると、50%以上の確率で快晴の空に雲が湧き、雨が降り
ます。これが世に言う「呼雲鏡の呪い」です。文字通り雲行きが変わったのが、昨夏からのモーター不調、
今年のGWにはついに電動機構が完全に故障。
すると、それまでのツケを払えとばかりに、いきなり山行・旅行時の降水確率が十倍以上上がってしまい
ました。両者の関連にこの時気付いたのです。
お待たせいたしました、山行報告に戻ります。下山中はずっと雨に降られましたが、さほど強くなることも
なく、二時前には二度上峠に戻り、車で「はまゆう山荘」に向かいます。
この山荘、道路際の看板からは想像できない、立派な施設です。元々は横須賀市の公営施設でしたが、
一般にも開放されており、ちょっとしたホテルよりも立派な建物と広い温泉が500円で楽しめます。
ここで、たっぷり休憩してから、入口の「元呼雲鏡」の倍以上ある巨大な望遠鏡と別れて、高崎駅で解散。
Todo&Hanaは海辺の別荘に向かいました。
帰って仕事をするMumingは新幹線で帰宅。
KWはのんびり、各駅停車の電車に乗って、早く望遠鏡を修理しないとこの夏の山行でも雨にたたられそうだな、
と考えながら帰宅の途につきました。
今年の夏山行、みんな晴れるといいですね!
2011年山行計画に戻る