八ヶ岳縦走班


3日目 :赤岳〜横岳〜硫黄岳〜夏沢峠
メンバー:スミ、マタギ(記)

 朝4時起床、昨日5時から歩きはじめ赤岳13時に到着さらに阿弥陀岳を往復、帰りの赤岳の登りは ヘロヘロ状態でした。

 その所為か身体のあちこちがギシギシして痛い。食欲のないまま朝食を無理やり流し込み5時出発の 阿弥陀岳〜御小屋山のGyosho班を見送りもうひと眠りし5:50時に発つ。
<赤岳の夜明>


 どうにも足が重く前に進まない。今日も快晴で遠くの山並みも手に取るように見え、この景色に励まされ 6:15時地蔵の頭に到着。

 昨日から歩いて来た権現岳からの稜線、この先の硫黄岳までの稜線がはっきりと確認でき今更ながら自分の 脚を褒めた。

 この頃よりやっと脚にエンジンがかかり快調に歩みを進める。夏は高山植物が咲き乱れた尾根筋も今は コケモモの赤い実やシラタマノキの白い実、ウラシマツツジの紅葉が目を楽しませてくれ早くも冬支度モード、 そう云えば昨日は富士山が初冠雪し八ヶ岳でも初霜初氷が観測されたそうだ。

<ウラシマツツジ>


 横岳の岩稜を越え8:50時硫黄岳到着、稜線からの最後の眺めをしばし楽しみ夏沢鉱泉に10:40時到着、 温泉に浸り疲れた身体を解して宿の野菜カレーで空腹を満たした。

 食事をしながらGyosho班にメールを入れると無事美濃戸口に降りた由。

 久しぶりのアップダウンの多い長い縦走路であったが脚のダメージもさほどなくまだまだイケるとちょっぴり 自信を取り戻し、お天気にも恵まれ今年最高の山行となった。

 最後までお付き合いして頂いたスミさんに感謝感謝です。


2011年山行計画に戻る