塩原富士山 山行報告  (2013年6月1日)

 

参加 KW(L、報告)、ヒメ、KOBAYAN、SUMI、YAKKORA(申込順)

 

歩程 上三依塩原駅10時15分、車で、塩原温泉を経て登山口へ。
10時55分 大沼園地着。11時登山開始。

   11時40分 富士山山頂 爆裂火口を経てヨシ沼(1240)・昼食
13時30分 大沼、14時 園地駐車場に戻る。(歩行時間2時間)

 

 関東地方梅雨入の週でも、朝から快晴。駅で待ち合わせの男性3名は、塩原温泉で優雅に足湯を楽しむ参加者とコンビニ駐車場で待ち合わせ、登山口の大沼園地に向かいました。

 本来なら、登山路にはタチツボスミレ等の大群落にエンレイソウ、チゴユリが楽しめる花満載コースでしだが、遅い雪解けと春からの天候不順のせいか平年の一割も咲いていなかったのは残念。それでもエンレイソウのつぼみ、ぽつりぽつりと咲くチゴユリやヒトリシズカ、ヤマツツジなどを撮影しつつ頂上へ。頂上までは30分強なので、足湯で英気まんまんの参加者1名はエネルギーが消費しきれなくて、山頂での休憩時間も休むことなく散策。

 昼食にはやや早いので、反対側の塩原新湯・爆裂火口へ下り温泉街を眼下に見る展望所到着。しかし、火口周辺で硫黄の匂いが充満し、炎天下でもあり、食事にはちょっと向かないので、空き腹を抱えて、ヨシ沼へ。このヨシ沼の名物ワタスゲもまだ早かったけれど、遊歩道脇で、高く伸びたヨシが重なる風景を見ながら昼食としました。

 集合場所の関係で、参加者5名に車二台の一行は、リーダーが会則にのっとって(?)ドライバー以外の3名用に乾杯ビールを出したところ、何ということでしょう、魔法のようによく冷えたノンアルコールビールが二本出てきたのです。筆者は初期の頃のノンアルビアの不味さが頭にあって、ずっと飲んでいなかったのですが、そのおいしさに驚き、持参者の気配り、ご苦労に深謝です。

 ゆっくり休んで、大沼園地へ。直前、車道手前の山道脇10メートル以上奥の草むらに、花博士が銀ランを一輪発見。1センチ弱の小さな白い花をあの距離で見分けるのはまさに神業としか思えません。

 それから大沼を散策、振り返って塩原富士の全容を確認したり、沼の魚を探したり、のんびり歩いて駐車場に戻り、新湯の風呂へ。前日目星をつけていた露天風呂は利用時間終了でしたが、神社脇の温泉を利用できました。

 汗を流した後は、上三依塩原駅近くの水生植物園へ。隅々めぐっても30分くらいの規模ですが、ちょうどクリンソウが満開で、山で見られなかったお花畑の風情を楽しむこともできました。

 今回は、リーダーが東京圏にいないために色々と・・・車組と電車組に分かれて集合とか、結果的に実施できた翌日の山行を早めに中止するなど・・・参加者の方々にご迷惑をおかけしましたが、梅雨の合間の好天にも恵まれ、気持ちの良い一日を過ごすことができました。

 参加者の皆様、ありがとうございました。

 また、紅葉の時期になどに、こんな楽すぎる山行をお好みの方々にむけて企画をしたいと思っております。                              (KW記)

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