ﾋｶｹﾞﾂﾂｼﾞ
坪山 山行報告
4 月19 日 曇り ﾒﾝﾊﾞｰ： マタギ（L）、スミ、キタさん、HANA、HIME（記）
一昨日までポカポカ陽気だったのが、昨日は雨、本日もどんよりと空気の冷たい日。集合場所の上野原駅もバス停も登山客でいっぱい。坪山方面は42 人乗りバス3 台で出発。バス会社の配慮か乗客全員着席。
1 時間ほど揺られて登山口に到着。身仕度してのろのろ出発。寒くて縮こまっているカタクリやスミレを横目で見、前後のパーティとの距離を気にしながら静かに歩く。分岐は西ルートへ。杉林を過ぎ、檜林を過ぎた頃、足元にイワウチワの群落が現れ、さらに少し行くと、馬酔木、ミツバツツジ、ヒカゲツツジが次々と現れた。それぞれお気に入りのポイントで撮影にいそしむ。ヒカゲツツジは中腹より山頂にかけてずっとずっと群生していて、今が花盛りという感じ。他の山では見られないこともあって満足度は高い。
ﾋｶｹﾞﾂﾂｼﾞ
山頂まであと15 分くらいだろうとの見込みと、他のパーティと時間をずらしてのん
びり登頂を楽しみたい気持ちもあり、おあつらえ向きの場所を見つけて早めのラン
チ。本日のメニューはチーズフォンデュ。そろそろできたかなというところで、事前に分担して持ち寄った具材をくぐらせて食
べはじめる。
が、まだチーズが溶けきってなく、カス汁風の舌触り。ワインのアルコール分も全
然とんでなく、しっかり酔える。ウィンナーやジャガイモはしばらく鍋に入れといた方がいいね、と具材を突っ込み
始め鍋をぱんぱんにし、 取りにくいからとお玉が登場して、カス汁はチーズ鍋とな
った。もうお腹いっぱい、さすがにチーズはヘビー、と箸をおきはじめた後、鍋の中は
チーズフォンデュらしいなめらかさと味わいになったようだった。
食後に山頂をめざす。15 分くらい先にあるはずだった山頂に、1 分かそこらであっけなく到着。
近くの山々の展望がよく、狭いながらも気持ちいい。記念撮影して、東側のびりゅう館方面へ向かう。
小さなアップダウンを繰り返し、往路より少ないツツジを見ながら、桜満開の麓に到着。わざとバスを
1 本（80 分）遅らせて、桜を鑑賞しながら本日の反省会。のんびりたのしい1 日だった。
上： 特製チーズフォンデュ
右： 坪山山頂にて