◆ツツジ山行 畦ヶ丸・檜洞丸              2014531日〜61日 快晴

◎参加者(敬称略):マタギ、ヤッコラ、ヒメ、SUMI()(以上、両山参加)、KANEGON、絵師・泰(檜洞丸)

 

◎コースタイム等:新松田駅8:25(バス)-大滝橋9:3012:30畦ヶ丸-16:30奥箒沢山の家(泊)奥箒沢山の家6:009:45檜洞丸11:1514:40箒沢公園橋

西丹沢は山深い。そして美しい。魅力たっぷりの山旅であった。

 

新松田からのバスは、意外なくらい空いていた。大滝橋で下り、畦が丸に向かう。澄んだ沢を眼下に、ゆったりとした山道を登っていく。沢を詰め、折り返すと、つづら折りの山道になる。でも、さほど傾斜はきつくなく、一軒屋避難小屋に到着。畦が丸山頂の小屋もそうであったが、毛布もあり、立派な小屋であった。沢沿いの道を進み、一登りで、大滝峠上。そこから山頂までが、意外と長く感じた。期待していたシロヤシオは、山頂近くにチラホラ程度。代わりに、60年とか120年とかに
一度しか咲かないと言われている、珍しい笹の花が、あちらこちらで!

テキスト ボックス: 檜洞丸より富士山遠望

12:30に畦ヶ丸に到着。日差しが強いので、山頂小屋の中で昼食にする。中村さんが持ってきた、よく冷えたプレミアムビールと前田さんの副菜に舌鼓を打つ。小屋を後にして、気持ちのいい尾根道を下る。白い花が見えたと思って近寄ったら、立派なササバギンランであった。途中、滝に寄り道。素晴らしく、得した気分になった。沢を何度も横切り、いい加減疲れてきた頃、下山口に到着。沢を大回りして奥箒沢山の家へ。檜洞丸組と合流し、4,500円にしては立派な夕食の後、外で、マタギさんのおでんと絵師さんの高級ワイン、大住の日本酒で、夜を愉しんだ。明日が楽しみだ

 

少し肌寒い中、6時に出発。空が青い。絶好の天気だ。
登り出しの道は、実に気持ちのいい尾根道。何度も来たくなる道をゆったり歩いて、ゴーラ沢出合に到着。ここからが本番だ。いきなりの急登を喘ぎながら一歩一歩進む。でも、展望園地に着いたら、富士山の絶景が待っていた。泰さんのライチは水分補給にピッタリ。登りは続く。ジュウイチの鳴き声が、うるさい位に響き渡る。と、待望の白い花が目に飛び込んだ。ここから先は、シロヤシオのオンパレード。紅いトウゴクミツバツツジとの饗宴は、実に見事であった。本当に美しかった。


9:45山頂到着。山小屋で急遽仕入れたビールで乾杯。KANEGONさんのトマトスープは実に美味しく、何度もおかわりした。マタギ
さんのコーヒーで〆。

 

下山は、石棚山コースを選択。日本に残したい森100選になった事もあるらしく、素晴らしいブナの森を歩く。キノコが輪になってなる、フェアリーリングもあった。クワガタソウもいっぱい咲いていて圧巻だ。アップダウン多く、最後の急降下には参ったが、中川温泉で疲れを癒し、またまたビールで乾杯!

 

テキスト ボックス: 光り輝くシロヤシオ参加者の皆さん、お疲れ様でした。おかげ様で、とても充実した山行を楽しめました。


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