(雪国植物園付)坂戸山改め六万騎山山行報告
日時:4月25(土)~26日(日)
参加者:SUMIリーダー、コバヤン、NODAさん、ヒメ、MICHIYO(記)
現在大阪市民の私ですが、24日がたまたま東京出張となり、新幹線代が浮くぞと22日にダメ元で申し込みをした処、運良く残りの1席に入ることが出来ました。ラッキー!
4月25日(土)8時に坂戸駅南口ロータリーに集合し、毎度のメンバーと今回が2度目の参加となるNODAさんと車に乗り込み一路新潟を目指します。コバヤンのシナリオ作家学校の話などしながらヒメのクールなコメントも交えて会話は途絶えることがありません。大阪でひとり遊びばかりしている私には、車中の気の置けない仲間との会話が楽しいものだと改めて感じた次第です。
当初の渋滞予想に反して雪国植物園に11時頃到着。のんびりと写真を撮りながら園内を散策します。いつものようにSUMI博士の解説付きですが、ここにNODA博士も加わり、高尚な会話がなされます。会のレベルが一気に上がったかも~、何度教えて貰っても「スミレ」としか言えない成長のない人もここにいますが・・・皆さんにご教示頂いた花の名前はこちらです。
(雪国植物園のお花たち)
ヒトリシズカ、シラネアオイ(白花含む)、エチゴルリソウ、オオイワカガミ、ニシキゴロモ、トキワイカリソウ、キバナイカリソウ、ナルコユリ、サワオグルマ、ミズバショウ、エンコウソウ、ミツガシワ、カメノキ、モクレン、ミヤマエンレイソウ、マキノスミレ、ヒゴスミレ、ナガハシスミレ、フデリンドウ、チャルメラソウ、イチリンソウ、ニリンソウ、オオタチスボスミレ、オオバキスミレ、カンアオイ、オオミスミソウ、エチゴキジムシオ、チゴユリ、ミチノクエンゴサク、エゾエンゴサク、シュンラン、ユキグニミツバツツジ、クマガイソウ(蕾)、オキナグサ、(ギフチョウなど蝶々も見ました)
宿に向かう前に坂戸山の登山口まで下見に行くと、今年の坂戸山は雪が一杯でした。登ってみても花は期待できないので、翌日は予定変更して六万騎山にすることに決定です。雪解けの場所から春を待ちわびて咲き誇るキクザキイチゲとカタクリのコラボレーションはここでしか見られないので、思い思いに写真に収めます。
(坂戸山登山口、銭淵公園のお花たち)
キクザキイチゲ、カタクリ、ショウジョウバカマ、ホクリクネコノメソウ、ミズバショウ、ソメイヨシノ、シザレザクラ、レンギョウ
お宿は例年使用している「小野塚」が予約できなかったので、同じ清水の「やまご」に初宿泊です。山菜料理やアユの塩焼きと里山の定番料理の他に、イノシシのレバー焼き、クマ汁が出ました。民宿のお父さんが猟師さんだそうで、新鮮だからなのか、クセなど全くなく美味しく珍しいものを頂くことが出来ました。
4月26日(日)8時前に宿を出発し、猟師のお父さんに教えて貰った巻機山登山口の雪の中の桜をまず見に行きます。教えてくれたのは、多分もう少し奥の方の桜かと思いますが、河岸に1本満開の桜を発見し、ここで満足してプチサクサク山行はUターンします。駐車場までの舗装道路の縁にショウジョウバカマやフキノトウが咲いていて、花のたくましさを褒めるべきか、すごい山奥に道路を作ったものだと感心すべきなのか、ちょっと複雑な心境になりました。
そして、雄大な八海山を眺めながら車で移動し、9時頃から六万騎山を登り出します。リーダーの判断がドンピシャで透き通るように瑞々しいカタクリが出迎えてくれました。その他にも色々な花たちと気持ちの良い新緑を楽しむことができました。
(六万騎山のお花たち)
カタクリ、コシノコバイケイモ、スミレサイシン、タチツボスミレ、アオイスミレ、ナガハシスミレ、ミスミソウ、アズマイチゲ、イカリソウ、イワウチワ、ユキツバキ、ミチノクエンゴサク、シュンラン、タムシバ、マルバマンサク、ヤマザクラ、チョウジサクラ
11時過ぎには下山し、お蕎麦を食べて、14時過ぎには坂戸駅で解散となりました。
リーダーのSUMIさんはじめ、同行の皆様ありがとうございました。心和む楽しい休日となりました。
東京出張になったら、又、ドタ参加するかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。