◆新春山行 槇寄山 2016年1月3日 晴れ
◎参加者(敬称略):マタギ、クマさん、コバヤン、Oさん、YOKOさん、MICHIYO、HANA、SUMI(記)
1月3日というのは、晴れの特異日なのだろうか。私が新春山行を担当するようになって、一度も中止したことがない。今回の山の目玉は、あの山の眺めだったので、朝起きて、思わずガッツポーズ。ところが川越に着いたら、いきなり人身事故で遅れるとのアナウンスが。。バスの時間に間に合わないと観念したが、JRの運転手さんが挽回してくれて、武蔵五日市駅で無事に皆と新年の挨拶を交わせた。バスに揺られること一時間、10時頃、仲の平バス停で下車。
堂々とした民家を通り越し、しばらく歩いて登山口に到着。急な道をゼイゼイしながら登る。数馬からの道と合流したところで休憩、一息つく。途中、国定忠治望見の木という大木を通り過ぎると傾斜が緩やかになった。明るい雑木林の中をワイワイ話しながら、ゆっくりと登っていくと、やがて明るく開けた西原峠に到着。少しの急登を登り切ると、いよいよ山頂だ。11:45。素晴らしい眺めだ。真正面に、悠然と佇む富士山が望めた。そう、これが見たかったのだよ。
山頂のテーブルにどっかと座り、さてさて恒例の鍋料理。舞茸、鶏団子、肉類、野菜類と、バランス良く具材も揃い、ビールで乾杯しつつ、鍋の素に次々と放り込む。一気に湯気が上がり、何とも幸せな瞬間だ。みんなの笑顔を見るだけでも楽しい。今年のあらばしりは、キャップとラベルが変わり新鮮な感じ。こうして2回戦、3回戦の中で、コバヤンさんの美味しいお餅を頂き、今回も2時間近くの昼食を楽しんだ。富士山もますます神々しく輝いている。
意外なほど大きな御前山を途中に眺め、30分ほど尾根道、笹尾根を下ると、数馬峠に到着。ここも開けていてベンチもあり、富士山や丹沢の眺めの良い所だ。まったりした時間を十分に楽しんだ。富士山に別れを告げ、温泉センターに向け下山開始。明るいカラマツ林や雑木林の下、フカフカとした落ち葉を踏みしめ、ゆるやかに下っていく。下見の時は紅葉が綺麗だったが、葉を落として明るくなった雑木林もまた気持ちのいいもんだ。一時間ちょっとで、温泉センターに到着した。バスが出るまでの一時間ほど、温泉でゆっくり体を温め、湯を楽しんだ。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。今年も無事に新春山行を楽しめました。本年も一年間、よろしくお願いします。さて、来年はどこに行こうかな?
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