◆谷川岳 山行報告    2018722()曇り〜23()ガスのち晴れ

 

◎参加者(敬称略):マタギさん(リーダー)、Tさん(マタギさんの山友)、スミ()


 百花繚乱〜 西黒尾根は、花々で満ち溢れていた。シモツケソウ・イブキジャコウソウ・ハクサンフウロの紅、ヒメシャジン/ミヤマシャジンの紫、ニッコウキスゲ・ハクサンオミナエシ・キンコウカの黄、ホソバヒナウスユキソウ・ホソバコゴメグサ・ギボウシ、セリ科の白、様々な色が蛇紋岩に調和して、綺麗に咲いていた。特にシモツケソウの群落は見応えがあった。つぼみもまた可愛いね。 (左:ウスバヒナウスユキソウ、右:シモツケソウ)





だけど。登れど登れど、まだまだ先がある。さすが日本三大急登だ。鎖場も侮れない。9:54日本一のモグラ駅の土合のホームに降り立ち、ヒンヤリした空気の中を、まずは地上を目指し500段近い階段を登っていく。続いて車道を歩き、ロープウェイの前を通り過ぎ、10:55登山開始。樹林帯を黙々と登る。

 

 ヒメシャジン(白花)

13:35ラクダの背、続いて13:45ラクダのコルに到着。この頃には、だいぶ足がくたびれてきていたが、花を見て少し元気になる。Tさんはしっかりした足取りで登られている。来週は鷲羽岳・雲の平だそうだ。マタギさんは珍しく、あまり調子良くなさそうだ。

ザンゲ岩まで来たらあと一登りで、15:30肩の小屋に到着。一息入れてから、トマの耳まで往復。


 翌朝。一面のガスで、風が強い。朝食代わりの弁当を食べ、さらにコーヒータイムとするが、一向に収まらない。結局、縦走はあきらめ、6:15出発。天神尾根に入った途端、風は止んだ。ガスの方は相変わらずで、谷川連峰の大展望は、またの機会にお預けだ。


    ニッコウキスゲ


7:35 天狗の溜まり場まで下りる。高山植物がいっぱいで、展望が良い。8:30天神平に到着。下界でもないのに、暑さが戻ってきた。下山後、湯沢まで電車で行き、温泉に入って解散。マタギさん、リーダーお疲れ様でした。楽しかったです。
                                                           天狗の溜まり場






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