◆黒部五郎岳 3〜4日目                      201881619

◎参加者(敬称略):クマさん、Oさん、スミ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






   5:10頃、凛と張り詰めた空気の中、黒部五郎小舎を出発。今日もいい天気だ。でっかい山の、でっかいカール底を徐々に高度を上げていく。花は残念ながら殆ど終わっていたが、オトギリソウの大群落に歓声を上げる、高山の黄色だ。最後の、カール底からの直登を喘ぎながら登り切ると、山頂まではあと僅か、8時過ぎ、黒部五郎岳山頂に到着。まさに360度の大展望!ここまでの長い道のり、そしてここからの長い道のりに、想いを巡らせながら、遮ることのない余韻を味わった。

 

 

 

 

 

 

 

 






8:40、本日の宿、太郎平小屋を目指して、下山を開始。ぐんぐん高度を下げ、10:30中俣乗越に到着。ここから赤木岳への登り返しが結構きつかった。黒部の奥座敷は一つ一つの山が大きい。12時過ぎに、ようやく到着。ここから北ノ俣岳までは、のびやかな路をたどり、やっと13時頃、下りモードになる。あちらこちらにチングルマの綿毛の大規模な群落が目立つ。ミリマリンドウの紫がアクセントになって美しい。花の最盛期にまた訪ねたいものだ。小屋を基点に北ノ俣岳の往復だけでも、十分楽しめそうだ。景色も大変良く、薬師岳、剣・立山、赤牛〜水晶〜鷲羽、さらに奥の方に針ノ木・蓮華も望める。

 

最後に湿原を抜け、15時前に太郎平小屋に到着。生ビールのなんと美味かったこと!さらに!!
小屋の人も歓喜するくらいの、大変美しい夕焼けのご褒美付き。長旅の余韻を味わった。最終日は5:40に出発。これまでで一番のペースにて順調に高度を下げ、9時過ぎに下山。皆様、お疲れ様でした。

 

 







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