安達太良山 山行報告
日時 : 2019 年3 月30 日~31 日

メンバー :マタギさん(L)、スミさん、ヒメ (3名)

このごろついてない・・・運気が悪すぎる・・・
この安達太良山も、悪天候予報で中止のつもりでいたら「行きます」メールが届き、リーダーは新幹線に乗り遅れて遅刻、会えるのを楽しみにしていたもう一名の参加者はキャンセル。
スキーシーズンも終了でスノーシューレンタル不能。私はくろがね小屋にたどり着けるのだろうか、といぶかりながら、どよよ~んとした奥岳登山口を出発(11:50)。リーダーによると、くろがね小屋は春頃に建て替え予定があり、今、どうしても宿泊したかったとのこと(後で延期とわかった。今回、無理して決行する必要はなかった)。

かろうじて雨には降られなかったものの、2時間後に小屋についたときには頭もカッパも、くっしょり。小屋はこんな天気予報なのに何パーティもいて大賑わい。なんとなく1パーティで1つのテーブルが確保できて窮屈さはない。なんとここでバーナー利用も可能で、いったい何泊するつもりかね?というくらいの飲食物を前に、もっと食えぇ、もぉ食えねぇぇ、のような会話も聞こえてくる。我々も軽く飲みながらきわめて健全な時を過ごす。夕食前に温泉。窓を開けて雪景色をみながらぬるま湯につかる。他にやることないからのんびりと。全国の山の温泉を巡るヒトあり、今日5 回目の入浴だというヒトあり。
部屋は梯子をあがった7 号室(横6畳サイズ)貸し切りで、広さは快適。でも夜は冷えて、空気カラカラ。

翌朝は予報が悪い方向にはずれて雪が舞う。現地ガイドさんが率いる女性パーティの後ろからついていく。 このパーティは峰の辻で折り返し。先行がいなくなってから、ポールの目印を頼りに山頂直下と思われるところまでたどり着いたが、強風と視界不良でここで我々も引き返し。往路の足跡はほとんど消えている。
戻ってきたくろがね小屋の前を素通りして、そのまま昨日の往路を逆に歩く。雪も風も相変わらず。
とっとと降りてきた。2人のスノーシューはとうとう使用されることなくただ担がれていただけに終った。

この後、岳温泉(せせらぎの湯)につかり、成駒のソースカツ丼をたいらげ、新聞記事でみつけた満福寺カタクリの里を訪れ、オカメ桜で記念撮影し、千恵子の杜公園にある“ほんとうの空”展望台から、雲に覆われてよくみえない安達太良山と、橋げたの下に小さく見えた阿武隈川を眺めて帰途についた。
帰りの車中と新幹線ホームから、きれいな虹をみた。私にもこれからいいことありますように。

  ¥1450 の夕食(カレーライス)

 
おかめ桜


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