２００３．３．２
イイッス（Ｌ）・マタギ・ヤッコラ・Kobayan・Hata・なっきー


　　　沼津駅〜香貫山〜横山〜徳倉山〜小鷲頭山〜鷲頭山〜大平山〜多比

　沼津駅の雑踏でロマンのワッペン付きザックを探す、ラッキーなこと難なく発見！
　ドキドキの初対面はメンバーの笑顔に迎えられ和やかモードに早変わり〜。

　タクシーで登山口に到着、民家のおばさんが「行ってらっしゃい。」と声をかけてくれた。快晴！息つく まもなく富士山とご挨拶。早くも汗ばむ私達を涼しげに見下ろし笑みを浮かべている。あちこちでシャッ ター音が響いた。歩調もかろやか、まだ平坦な道だペースが速い。ハンドルネームを改名しようとしてい るＫ氏のトークが楽しい。 沼津アルプスを飲まずアルプスにしてしまった。先頭はマタギさん、Iさん、私、 ＰＯＮちゃんと続く。振り返るとお茶目なＭ氏の姿が見えない。香貫山、横山まではルンルン気分。スミレ が時々顔をみせてくれた。「スミレのはぁな〜♪咲〜くこぉろ〜♪〜」とスミレを見つけるたびに歌い出 す彼はエンタティナー。さあ、急登が間近に迫ってきた。

　マタギさんから呼吸法を伝授された、徳倉山まで頑張ろう。 富士山を拝む余裕はない。前日の雨で数カ所 滑ったがタイガーカラーのロープを揺らしながら何とか登り切った。

　真顔でやっこらさんが「沼津アルプスはきついですねぇ」

　さあ、ここでランチタイム。何とのどかな山頂でしょう！　雄大な白い富士を正面に疲労感はどこかへ 消えていた。汗だくの私達は日陰にシートを広げカンぱ〜イ！
　ここは楽園？ここでお昼寝していた〜いと会話が弾む。富士山とのツーショット狙いは田舎者の私だけか な、メンバーも撮影に余念がないがシートを畳む時間となる。 		　次はいよいよ遙か先に見える大平山目指し てＧＯ!　下りも足下に健気に咲くお花たちを忘れない。これは何スミレ？これはボケ？と立ち止まる、 頭上には新芽をつけた桜の木が青空に映えていた。アップダウンがとても楽しい、後いくつ山があるの？　 頭が混乱してくる。

　最高峰の鷲頭山で休憩、大平山への急登をクリアーするためにエネルギーを蓄える。 小休止のたびにほおばるお菓子が美味しい！

　こうして大平山へ黙々と登頂を果たしたのである。ガッツポーズを密かにしていたのは私だけだった かもしれない。

　本当に来て良かった、「ありがとう！」胸がジーンと熱くなった。

　多比へのバス停まではのらりくらり。路地販売のみかんの味は格別だった。でも何よりの 感動は温かい人柄あふれるメンバーの皆さんとの出会いだった。最後までおしゃべりは尽きることなく時 間を忘れていた。

　暗いホームでのお別れは名残惜しく、次回の山行参加の決意をより強く固めたのである。

なっきー（記）

追記：遠方からの参加ということで、ロマンの会の皆様にお気遣いいただきました。
　　　感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにお世話になりありがとうございました。

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