本沢温泉山行報告


日時:3月12日(土)、13日(日)
参加者 :関東本部員 Gyosho(リーダー)、タニシ、Kanegon、アイアイ、
      松本支部員 支部員1号(記)、支部員2号

 前日までの天気予報では荒れ模様とのことで、吹雪になるのではと、心配していたのですが、 なんとかお天気に恵まれ気持ちの良い2日間となりました。

 11時に稲子湯で関東本部員との待ち合わせをしていた松本在住組(1号・2号)は、稲子湯が近づくに つれて、緊張が高まっていました。本部員を驚かせるために、支部員2号の名前を出さず、「松本の友人」 を連れて行くとだけリーダーに伝えていた、うそつき支部員1号としては、あきれられて総スカンを食らう のでは、と胃まで痛くなる始末。実際再会を果たした時には、心配は杞憂に終わり皆さんには暖かい驚きで 迎えられました。多謝。

 稲子湯にて暖かく身支度を整えて、11時10分頃出発。最初は寒かったのですが、登り始めるとすぐに 暑くなりました。おいしい一升瓶を運ぶぼっかボランティアをして下さったKanegonさんは、汗だくの様子で した。ありがたい限りです。

 昼食はタニシさんが火の用意をして下さり、Kanegonさんの作って下さったトマト・レタス・卵スープに、 Gyoshoさんのドイツのホットワインで、しっかりと暖まりました。とてもおいしかったです。

 雪の状態は良く、アイゼンで気持ちよく歩く事ができました。途中、ソリで遊んだりしながら、しらびそ 小屋のあるみどり池に到着。みどり池からは天狗岳がとてもきれいです。雪をかぶって白くなっている山々 は、神々しい程に素敵でした。

左:しらびそ小屋   右:みどり池&天狗岳

 みどり池を出発し、本沢温泉まではもうひとふんばり。空気が段々凍るように冷たくなって行く気が します。疲れからか、倒木が小屋の屋根に見えるという、幻想が・・・。それでも、懲りずに適当な下りを 見つけてはソリを楽しみました。

 16時15分頃、本沢温泉に到着。何度呼んでも誰も出てこず、とりあえず荷物を置いて温泉へ行く準備 をしていると、小屋の兄ちゃんの予想外の洗礼を受け、なんとかチェックイン。

 小屋から10分離れた野天風呂に行った3人はあまりの寒さに愕然。松本組はなんとか硫黄の白いお湯に つかりましたが、お湯に入るのも出るのも命がけでした。お湯に入っているにもかかわらず、少し濡れた髪 がバリバリに凍ってしまう程、寒かったのです。足湯だけにとどめたアイアイさんが、一番賢かった!

 小屋前にある石楠花の湯は、鉄分がたっぷりで、泉質が野天風呂とは全く違っていました。食事時に出る お茶は非常に鉄分くさく、この温泉を使ってお茶を沸かしているに違いない!というのが、みんなの見解 でした。
 夜は、おいしい飲み物・おつまみをありがたく頂き、就寝。

 翌朝は、晴れあがった空がとてもきれいでした。朝の気温はマイナス15℃位だったようです。8時少し 前に下山開始。下山は登りに比べとても早いペースで進み、あっという間に稲子湯に到着しました。
 南相木村にある滝見の湯で、温泉とおいしい昼食を頂き、帰路につきました。

 久しぶりのロマンの会の山行は、大変楽しかったです。
 リーダーのGyoshoさん、皆さん、お世話になりまして、本当にありがとうございました。

ソリ

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