羊蹄山 山行報告
参加者:Kobayan(リーダー)、Kojima、イイッス、Yakkora、花好き娘、Nishida(記)
7/2(土)天候曇り
千歳空港〜小樽の快速電車から1両電車に乗り換えて、新緑の車窓風景を楽しみつつ約1時間半、スキーの町
倶知安駅に着く。千歳からレンタカーで小樽観光を楽しんだ他の5人とここで合流し、ニセコスキー場のふもとに
あるペンションを目指す。何やら様子がおかしい??? ペンションに何度電話してもだれも出ない。ペンション
は外装工事中で、中に人のいる気配がない。やっと中からペンションの主人が出てきたが、コミュニケーションの
間違いで、今夜の夕食は準備されてなく、宿泊客は我々だけである。シーズンオフの町は人もまばらで静かという
か、何やらさびしい感じもする。とにかく、近くの温泉で汗を流した後は、居酒屋でビール、酒、ワインを適当に
楽しみ、部屋に帰って、女子バレー(韓国戦)をK氏の解説つきでテレビ観戦後、23時に就寝。
7/3(日) 天候晴れ
4:40 宿を出発。羊蹄山を眺めながら真狩村野営場の駐車場へ。
5:30 登山に不要な荷物は車に残し、「真狩コース」を軽い足取りで頂上目指して出発。しばらくはなだらか
な道が続く。白樺と新緑のコントラストが美しい。
6:30 3合目。このあたりに来ると視界が開け、雲の合間に青空も覗いている。
7:30 5合目。坂がだんだんきつくなる。ガスで視界がかなりさえぎられる。
8:30 7合目。ガスも少しずつ取れてこのあたりからイワブクロ、シラネアオイ、ウラジナナカマドなどの
花が目を楽しませてくれる。8合目あたりからは坂が急になってきて、おしゃべりも少なくなってきた。山の
頂らしきものがちらほら見え、山肌に雪がかなり残っている。
9:30 9合目。キバナシャクナゲ、エゾツガザクラなど一面お花畑が広がり、道もなだらかになった。
きれいな花々の写真を撮るのに忙しく、列は乱れてきた。天気良好。
10:00 頂上・・・と思ったら、羊蹄山の頂上は外輪山の反対側でぐるっと回って約40分かかると聞いて、
一同がっかり。右回りで行くか左回りで行くか話し合った末右回りに決定。ここで毎週羊蹄山に登り写真撮影
等をしているという小林謙三氏に出会う。気の向いた方は、
www.yo-tei.com を開いていただければ当日
の羊蹄山の景色やお花が楽しめます。
10:40 山頂到着。狭いところなので記念写真を数枚撮影して、近くの岩場に腰掛け昼食タイム(約15分)と
した。大きな火口原には雪がまだかなり残っている。
11:20 反対方向の「ひらふコース」を下山開始。下りの坂がかなり急で、大きなステップが膝にかなり
こたえる。各一合目間を下るのが登りと比べとても長く感じる。相変わらずおしゃべりする元気は残っているが、
数人はかなり疲れた様子も見える。天気が良いのでよかったが、これで雨でも降っていたら下りは更に大変
だったろうと想像できる。このルートも花は楽しめるが、登りのルートの方がきれいであった。
15:00 無事下山。タクシーで今朝出発した駐車場へ戻り、今夜の宿の支笏湖畔へ向かう。女子バレー
(対アメリカ戦)観戦を気にして急がせる?人もいたが、安全運転第一で向かう。
17:30 支笏湖畔「いとう温泉」に到着。呼び物の露天風呂では石鹸を使えないという事で、まずは内風呂
(少し熱めの源泉かけ流し)で汗を流し、疲れた体をマッサージ。
18:00 湖畔の水上レストラン(この夜は我々だけで貸切)でバーベキューパーティ。大きな皿いっぱいの
肉や野菜を平らげ、ビール、ワイン、酒のちゃんぽんで、みんなよく飲み、よくしゃべった。もう少しで誰かさ
んの‘暴露発言’も飛び出しそうであったが・・・。
20:00 部屋に帰って就寝。熟睡。
7/4(月) 天候曇り
いとう温泉の露天風呂は岩一枚で湖水に面しており、湯船からは支笏湖を隔てて恵庭岳、樽前山等が一望できる
絶好の場所にある。お湯は山側から流し込まれ、湖に流れていく。8:00から女性用と男性用の湯船が入れ替え
になるということで、朝食後にもう一度露天風呂を楽しむ事にする。
さてこれから樽前山に登るか否かで意見は分かれようであったが、すっきりしない天候でもあり、リーダーの
独断と偏見で?(リーダーは札幌見物をしたことがない・・・)今日は札幌見物ということになって、9:00
「いとう温泉」に別れを告げる。
羊蹄山登山は天候に恵まれ、お花畑も期待以上の美しさでした。温泉にもゆっくりつかりことができ、またよく
食べよく飲み、よくおしゃべりして、ほんとに楽しい旅でした。小林リーダーのはじめ、同行の皆様お世話になり
ました。 (おわり)
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