山行報告  丹沢縦走 2006.5.20−21

L: Yakkora Kobayan Nishida Michiyo Honjo Altivelis Aiai(記)

 1日目:リーダーの英断。山行前日ほとんどのメンバーが「明日は中止かな〜。日曜日帰りかな〜。」 って 思ってた。でも。「件名:明日行きます。(本文なし)」だった。

 ほなほな準備せな〜。でもでも天気予報カミナリって言ってるけど・・・?ともかく、全員時間通り集合。 秦野から富士見山荘までタクシーでいく。お天気は薄曇。

 最初からひたすら登る登る。久しぶりの山で結構辛い。ひーひー言いながらも、途中青空も見え、ミツバツツジ も咲いていたりで順調。お昼頃三ノ塔につくころにはかなり風が強くなってきたけれど、2箇所のクサリ場も 無事に越え、新大日に14時ごろ着く。大分雲も出てきて、ぽつぽつ雨が来たかなーというとき、何かいる!? 一瞬ぎょっとしたけど、よく見るとシカが3頭!すぐ近くなのに全然こちらのことを気にせず草を食べ続けていて、 カワイ〜。丹沢の鹿は人間慣れしてるんですね。

 どうにか本降りになるまえに尊仏山荘へ到着。お天気のせいもあってか、すいている。Yakkora Lが運んで 下さった乾杯ビールと赤ワインを頂いていると雨は本降りに。よかったよかった。しばらくすると小雨になり、 窓越しに白い空のなかにぼんやり富士山の格好が見える。「あれ、富士山みえるよ」と小屋にいた人は大騒ぎ。 テンションが一気にあがる。そうこうするうち夕飯に。カレーライスのおかわりもぺろりと平らげたAltivelisさん に一同びっくり。

 夕飯が終わると雨はすっかり上がり、富士山ときれいな夕焼けに感激。雲の中にうかぶ山々がかっこいい。 あ〜ホント、来てよかった!Yakkora Lのおかげとみんなではしゃぎまくる。丹沢には何度も来ているという おじさんに遠くに見える山脈が南アルプスだと教えてもらった。海岸線や江ノ島も見えて、街の光も見えて都会 から近い山なんだなと実感した。

   2日目。4時半ごろ起床。ご来光は日が昇る瞬間ではなかったけれど目玉焼きみたいなおてんと様が見られた。 そういえば山の朝日見るの、結構久しぶりだな〜。

 朝もYakkora Lの用意してくださったコーヒーを頂いてから出発。今日は朝から天気が良くってご機嫌。 道も新緑が朝日のなかでとってもきれい。朝から富士山を眺めつつルンルン♪で進んでいく。昨夜はゆったり 寝床をもらって眠ったのだが、私とHonjoさんは隣のグループのおじさんのイビキと大音量のオナラが気になって しまった。Altivelisさんは夜中に外に出ると星空がきれいだったそうだ。

 快調に最高峰:蛭が岳山頂へ到着。富士山が霞んでいるけどまだ見える。途中ピンクのコイワサクラがたくさん 咲いていてきれいだった。マメサクラも咲いていて、Kobayanさんは「いい山だなぁ〜」を何回も繰り返していた。

 蛭が岳を過ぎるとほとんど下りの道へ。誰かさんの「ハタチの頃」はキムタク????のような話題とか しながら姫次でお昼。ここでもYakkora Lコーヒーをいただいて一息。いよいよヒル地帯の焼山へ向かう。 私とAltivelisさんはヒルを見たことがなく、ヒルの怖さがあんまりよくわからない。でもHonjoさんとMichiyo さんはヒル恐怖症のため、ちゃんと塩を用意して万全だ。

 思っていたよりヒルはすごかった。はじめは「ぜんぜんいないじゃん。」って思っていたのも束の間、西田さん の足によじ登っているヒルを見つけたころから、みんなの足から見つかるようになった。よってすごいスピードで 降りてきた。ほとんど立ち止まったりしていないのにヒルは靴にくっついていて上ってくる。やっと道路に出ると みんなでヒルチェック。ほんとに塩が有効でした!

 ほとんど全員にヒルがついていたけど幸い被害はなし。スパッツをしていなかったNishidaさんはヒルに一番人気 だった。結論はヒルにはスパッツと虫除けスプレーが有効ってこと。そうそう、この虫除けスプレーもYakkora Lが 用意してくださったもの。感謝m(_ _)m 

   ヒルのおかげで?結構な急坂にもかかわらず、立ち止まらず早く降りてくることができた。 橋本駅までタクシー で出て、お疲れビールで乾杯して解散。

 皆様 お疲れ様でした。新緑や富士山、夜景、ご来光・・・とたっぷり楽しめて満足でした。Yakkoraリーダー、 ありがとうございました。

丹沢山行で見つけた花

コイワカガミ ミツバツツジ シロヤシオ(←愛子さまの樹) マメサクラ コケリンドウ
コイワサクラ ツルシロガネソウ シコクスミレサイシン
サガミジョウロウホトトギス(見てないけど。丹沢のみで夏見られる。by尊仏山荘おやじ)





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