星見山行報告
星見＆西吾妻山(2035ｍ)
２００６．１０.２1〜２２
Member：Kobayan、Nishida、Hara、Altivelis、花好き娘、aiai、Sekiguchi、Suzuki、KW（Ｌ、記）
コース：
10/21 新越谷駅西口〜白布温泉〜天元台（星見＆泊;ﾍﾟﾝｼｮﾝかもしか）
10/22天元台-(リフト)-かもしか展望台（9：40）-梵天岩（10：15）-西吾妻山頂（10：50）〜
天狗岩（吾妻神社参拝、11：20）〜昼食（11：45−12：10）〜ＴＶ取材（12：45）〜
人形石（登攀）（13：00）〜天元台-(ﾛｰﾌﾟｳｪｲ)-磐越道（15：50）〜（渋滞）〜
新越谷駅（解散20：50）
新越谷駅集合後、ＫＷ車＆レンタカーで出発。１時間後、某氏の安全運転を見かねた？Ｈ氏に運転者交代
した後は、レンタカーが飛ぶように走り出し、お昼過ぎには裏磐梯の紅葉の中をドライブしていました。
五色沼など観光スポットは、紅葉見物の車で一杯でした。しかし、１６時のロープウェイ終発前に、
温泉を利用するため（背景説明；リーダーは、行程にロープウェイへの乗換地点として「白布温泉から」
と会報に記載したつもりでしが、「計画には、温泉もあるぞ！」と深読みされた為）一行は休憩も少なめに
路程を急ぎます。
予定通り！？白布温泉で約１時間の入浴後、車を降り、紅葉真っ盛りの中をロープウェイで天元台高原へ。
少々雲が出てきて、天気は大丈夫かと心配していたのはリーダーだけでしょうか･･･。
予定以上の参加者が集まり、ＫＷお気に入りの山形牛ステーキが美味しいペンションの予約は取れなかった
のですが、今回泊まったペンション「かもしか」さんも、雰囲気がよいペンションで、料理もボリューム
たっぷりで好評でした。オーナーからリフトの割引券もゲットして、お弁当代が浮きました。
【いよいよ星見】 今回の星見は、月明かりの無い絶好の条件の中で、秋の星座と「オリオン座流星群」
の流れ星ハンティングです。車の中などで、「今回の流星群は、数は少ないけれど、大きくて消えるまでの
時間が長い流星が多いので、願い事には絶好・・」と説明したのですが、参加メンバーは皆さん真面目な
星見態度の方ばかりで、流れ星出現に「カネ、カネ、金〜！！」と絶叫する人は居ませんでした。
この流星群、かのハレー彗星が往路に落とした星屑が地球に落ちて来るもので（蛇足；ちなみに帰り道に
落としたゴミが光るのはＧＷに見える水がめ座流星群です）、地球の自転を追いかけて降って来る明け方には、
特に大きく長く輝くのです。
夕食後の観望会では、平凡な流星が、1時間で２〜１０個程度しか観測できませんでしたが、幸い好天に
恵まれて、うっすらと天の川も見え、アンドロメダ星雲、昴やＫＷイチ押しの全天一美しい二重星アルビレオ
観望など、予定していた通りの観測が出来ました。（右の写真は一昨年、裏磐梯で撮影したアンドロメダ星雲
です;ご参考まで）
更に、風邪を引いたリーダーが早寝した後の深夜、若者組は、素晴らしい大物流れ星を見ることが出来たとか。
（・・・感動のあまり願い事どころではなかったそうです）若者組といえば、高速ドライバーＨ氏は、秋の星座
の形や、神話、主な見所など、事前に予習し、参加メンバーの賞賛を浴びていました。携帯用の小型望遠鏡で
見た「アンドロメダ星雲」の姿にも、喜んで貰えたようで、計画立案のＫＷとしてはうれしい限りです。
【西吾妻山＆ＴＶ取材】
ペンションでたっぷり朝食をとって、８時半、三基のリフトを乗り継いで
かもしか展望台へ。いよいよ登山開始です。素晴らしい秋晴の吾妻連峰の景観と、結構な数の登山者に、
梵天岩までは、予定時間をやや超過していました。それでも、先を急いで、西吾妻山の山頂には大きな遅れも
なく登頂。視界も無いので、そそくさと記念撮影をして（山頂は登山者で渋滞しています）天狗岩まで、
往路を戻り、吾妻神社に参拝後、昼食休憩をしました。（ペンションのお弁当は、から揚げの油が漏れた
メンバーも居ましたが、美味しく食べられました）
ハプニングが起こったのはこの後です。
昼食後、寄り道して遅れた体調不良のリーダーが、ようやく、かもしか展望台と人形石の分岐地点で
皆に追いつくと、地元米沢のケーブルＴＶニューメディア（制作；ＶＩＣ）の番組「ごきげんいかが」の
取材班が待ち構えていたのです。
日曜朝６時半の番組に、この日の吾妻山を山行している幾つかのグループインタビューを連続して放映する
とのことで、ロマンの会の話、山行の目的など五分程度のインタビューとメンバー全員からの感想が、大きな
マイクとビデオカメラで収録されました。
１１月の毎日曜日に放映されるそうですが、首都圏の放映はないのが残念です。雰囲気を想像して頂くため、
吾妻山（梵天岩あたり）を背景にした取材風景をご紹介します。
インタビュー収録後、山行もいよいよ終了間近です。一行は人形石のピークに到着しました。このあたりは、
幾つかの大岩が並ぶ景勝地で、一番の大物、人形石は、鳳凰三山のオベリスクほどではありませんが、
フリーハンドで登攀するにはちょっとテクニックの要る面白い岩です。リーダーからこの岩の上に登れる、
と聞いたＨ氏、いとも容易くするすると登ってしまいました。手や足の置き所もなかなかセンスが良く、
「頼もしい新人が入ったなぁ」と、元会長、感激！です。（蛇足２；ＫＷの長男も一昨年挑戦しましたが、
足の置き場や攫む所をお父さんに聞きながら、かなり苦労して登りました）
【神社＆渋滞】
天元台に戻って、ペンションに預けた荷物を持ってロープウェイに戻ると、登山者や観光客でロープ
ウェイの入り口は一杯でした。渋滞の予感・・・・。
裏磐梯の紅葉見物は断念し、一路帰路を走る二台の車でしたが、軽快なレンタカー組はガソリンの切れた
ＫＷ車の先をどんどん走ってゆきました。一方、疲れの残るＫＷ車は、五色沼近くのコンビニで休憩。
すると、ここでＭさんが、すたすた反対方向に歩いてゆきます。なんと、目立たない木陰に、磐梯山を望む
絶好スポットを持つ神社があったそうです。携帯で撮った紅葉をバックにした美しい磐梯山の写真を見せて
貰い、「裏磐梯の情報通ＮＯ１」を自負していたＫＷの自信はカラカラと崩れ落ちたのでありますが、
数秒後には、そのショックも忘れ、来年の紅葉の時期にはセブンイレブンまで写真撮影に来ようっと、
と前向きに反省していました。
というわけで、高速道路には予定通り１６時前に入り、３時間弱で戻れる予定だったのですが、紅葉
の南東北路、溢れる車は、当然のことながら、大渋滞を引き起こしていました。故障車や事故もあったよう
ですが、夕食抜きで頑張って、それでも予定を大きく遅れ、２０時半頃に出発地点に到着。
参加者の方々、お疲れ、ご心配をおかけしました。これに懲りずに、次回の星見山行への多数のご参加を
期待しております。
（ＫＷ記）
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