07年02月 日光クロスカントリー


 Todo号(高島×2)より「渋滞にはまって遅れる」との連絡を受けた二等兵号(gyosho、タニシ、 Ishino、Kanegon)は、奥日光の小奇麗なホテルロビーで、1杯\100のCoffee/Teaを飲みながら優 雅に湖を眺める朝からスタート。日帰りとは思えないリゾート気分を満喫して、結構満足。

 待ち合わせ場所である三本松で身支度をしていると、11;00 Todo号が合流してきた。そし てようやく本来の目的を実行。まずは3kmコースで足慣らし。雪は氷のように硬くクロカンの 板を履く必要はないのではないかと思うほど。それにとても雪が少ない。が、人出は思いの外多 く、クロカンを楽しむグループor親子が増えたように感じる。日本人も色々な遊び方を覚えてき たようで、なによりなにより。

 快調に滑りを楽しみながら、冬のキィーンとした空気を味わう。天気が良いのでとても気持ち がいい。「カネゴンさんよぉ、あとどのくらいで目的地につくのかね?目標が見えない旅はいかん よ」とブツブツ二等兵がつぶやく。日頃の遊び過ぎで、少々お疲れ気味のようだ。

 スイスイと滑っているが、一瞬の気の緩みが体のバランスを崩し、スッテーン!思いきりお尻 を打った。恥ずかしいので素早く起き上がるが、尻の肉はかなり痛い。

 3km一周が終わり、Todoリーダー作のキムチ鍋をつつきながら昼食。雪の上のベンチで食 べる鍋は暖かく旨いが、足元は深々と冷える。じぃーとしていると寒くなるので、食事終了と同 時に13:40午後の滑りに出かける。

 今度は戦場ヶ原を縦横無尽に横断。誰もない戦場ヶ原を、気の向くままに滑り歩くのは爽快だ。 が、こちらも雪が少なく、地べたから顔を出す小枝を避けながら進まなければならない。

 12月に行ったドイツも予想外に寒くなかったし、1月のネパールでは4000m付近でさえも雪が なかった。
 一方でNYに住む友人から、近くを流れるハドソン川に流氷がやってきて驚いたとのメールが 入った。ここ日光の雪の少なさと言い、地球規模で何かが壊れ始めていることを実感。

 何かしなくてはいけませんね。何が出来るのでしょうね?我々に。と、思いつつ記念写真を 撮って元の場所へ引き返す。疲れ始めた面々は、ちょっと怖い急坂の滑りは難なくこなすものの、 上り坂を行く脚力が萎え始めている。イシノはせっかくカッコよく滑り降りたのに、坂を登り 切れずに前のめりに転倒。まるでつぶれた蛙だ。

駐車場まで戻り、温泉で汗を流して帰路へ。好天に恵まれ、楽しい休日でしたわ。同行の方々、 謝謝。

Byカネコ


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