三ッ峠山山行報告
日時 11月2日(日)
参加者 カネゴン(L)、タニシ、マタギ、泰、Altivelis、Muming、塾長
コース 富士急行「三ッ峠」駅〜ダルマ石〜山頂〜御坂峠口
三ッ峠山は、御坂山地第二の標高で、富士山の好展望台として人気の山。昔は、新宿発の夜行直通列車
を降りて、懐中電灯片手に登り頂上で朝日を眺める山でもあった。今日は良い天気で中央線の多摩川鉄橋
からも富士山がはっきりと眺められる。
定刻通り8時50分三ッ峠駅に全員集合。
今日の登りは高度差が大きいので、早速出発。
最初の1ピッチは、ダルマ石までの車道歩きながらかなり急な道を登る。ここからようやく登山道に
なり樹林帯の中を行くが、時折り富士山が顔を覗かせ、写真撮影タイムとなる。
三ッ峠方向から眺める富士山はいつ見ても素晴らしい。
11月とはいえ陽がさしていると暖かく、行動中は半袖でも寒くない位の気温だ。馬返しからは木の
階段や岩場も混じる急登を登り、お腹が空く頃に八十八大師に到着。
ここまで来ると頂上の岩場も近くなり、やがて頂上直下の屏風岩の基部を捲く。
3連休で関東でも指折りの岩登りのゲレンデには多くのクライマーが練習に張り付いていた。ザイル等
が置かれている登山道を踏まないように注意しながら、最後の急登で小屋のある台地につく。空腹で喉も
渇ききっていたが、昼食をお預けにして山頂を往復する。
山頂からの眺めは素晴らしく、富士山はもとより南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、大菩薩、丹沢の山々が
見渡された。
時間も遅いので慌ただしく小屋前に戻り、1時過ぎからの遅い昼食となった。
久しぶりに会則に則り乾杯で登頂祝い。
懐かしいカネゴンのポテサラや各自持ち寄りのご馳走で時間は瞬く間に過ぎ、3時に所要時間の短い
御坂峠口へ下山開始。
タクシーに乗車したが、タクシーの運転手のアドバイスで裏道になる西川林道(今下ってきた車道を
登り直し、三ッ峠山の西山腹を迂回する)経由、河口湖駅に向かうこととなった。
というのも、折りからの3連休と、当日夜は河口湖湖上祭で打上花火が予定されており、河口湖への
国道137号線は渋滞が激しいそうだ。
日帰り山行としてはきつい行程にもかかわらず、リーダーに甘えて長めの昼食時間を取ってもらった
ことで、河口湖駅に着いた時刻は5時20分。
釣瓶落しの秋の陽も落ち、すっかり暗くなっていた。
今日見かけた主な植物は、野紺菊、アザミ、教わったばかりの大きな葉っぱのオヤマボクチ、黄葉した
カラ松、ウルシの紅葉、そして赤い実がついているとばかり思っていたが良く見ると実ではなく小柄な花が
開花(早咲き?)していた梅が印象に残った。
今回の山は、昨年2月の一時帰国の際に参加して以来の久々のロマンの会の山行。
天気にも恵まれて、懐かしい面々(Mumingさん、はじめまして)との楽しい一日を過ごす事が
できた。
参加メンバーの皆さん、今日一日ありがとうございました。加えてカネゴンはリーダーとしてご苦労様
でした。
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