2010年4月3日 白山
メンバー:若旦那、みほ、オチヨ、Yakkora、(遅れて)Gyosho、カネゴン(記)
春爛漫、自分が日本人であることを再確認する桜の季節。
昨年、山頂を踏み損ねた白山で花見…っと思っていた4/2、Gyoshoから「調子が悪い。リーダーを
代わってくれないか」と連絡があり、お気楽に引き受ける。
4/3本厚木駅バス停で全員集合。バスに揺られて飯山観音へ。
桜祭り開催準備中の参道や広場は、これから人が増えてきそうだ。
満開の桜のゲートをくぐり、階段を
登り、お寺のお参りを済ませ、お堂裏手の道を行けばそこは関東ふれあいの道。
延々と階段が続いている。登っても登っても階段は続く。
ようやく階段を登り切りベンチで休憩していると、下草を掃除している人がいる。
「ご苦労さまです」
と話をすると、
「こうやって下草をきれいにしないと、山ヒルが繁殖しちゃうんですよ。地元の幼稚園児が山登りして、
思い出が山ヒルに刺されたことっていうことにしたくないんです」
と、せっせと下草を掃き続ける。
確かに、自然と接する機会が減っているのに嫌な思い出ではいかんが、下草を刈ると一緒に花芽まで
取っちゃうのが…ねぇ…との意見も。
簡単に答えは出ない問題だわね。
さて、休憩を終えて尾根道を気持ちよく歩き続ける。
昨年踏み損ねた白山展望台を過ぎ、むじな坂峠、物見峠を過ぎて、トントンと歩き続けていると、ザック
の中の携帯電話が鳴る。
もしや…と電話を取り出すと、相手はGyosho。症状が安定し、病院でチェックを受けて問題がないこと
を確認したので、昼食に合流するという。
あー、やっぱね。医者がOKって言ったら合流するかも?と思っていたんですわ。
整備された道になったなぁ〜と思ったとたんに七沢自然公園に入る看板を見つける。
途中、猿が悠然と歩いている姿を見たメンバーは「あれ、Gyoshoさん、そんなところにいたんですか?」と
思わず声が出る。
と冗談はさておき、二本足で歩くGyoshoとはどこで合流しようかねぇっと話していると、「おーいぃ」
と前方から声が。
二本足で歩くGyoshoである。素晴らしいねぇ、このアバウトさで会えちゃうなんてねぇと感心しつつ、
昼食場所を決める。
桜の木の下を宴の場所と決め、鍋の準備を着々と進める。
具材は鶏団子、ごぼう、たくさんのキノコ、ネギ、キャベツ、人参、大根、さつま揚げ、うどん、とても
良いバランスで揃った美味しい味噌鍋を突きつつ、ビール、ワイン、シャンパン、日本酒が次々をお腹の中に
収まった。
いやぁ〜いい一日でした。やっぱ日本の里山はイイわぁ。
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