金峰山
2595M・
瑞牆山
2230M
山行報告
Date: 2010.05.22-23 Member:マタギ(L)、すみ、Muming、花好き娘(記)
Course:
1日目:
廻り目平12:15 - 13:40 中の沢出会い 13:45 -16:00金峰山小屋16:15-16:40金峰山頂
17:00 -金峰山小屋17:20
2日目:
金峰山小屋発7:00- 8:20 大日岩 -8:45大日小屋9:05−9:45富士見平小屋10:20 -
瑞垣山荘11:00
当初予定していた大弛峠からのルートが雪で林道が5月いっぱい閉鎖のため信濃側の廻り目 平からのルートに変更となりました。
当日は小淵沢で青海線に乗り換えると、皆さんにお会いしました。信濃川上よりタクシーで廻り 目平まで行きます。運転手さんに言われ、下りた小屋で入山料を払いました。
廻り目平でお弁当を食べ、すみさんが以前同じ頃この辺りで珍しいスミレを見たそうなので、 皆で探しに行きましたが、見つかりませんでした。
今年は雪が多かったため花が遅いようです。
12:15廻り目平出発。行けども金峰山荘が現れないので、道を間違ったのではとマタギL 。
すれ違った人に聞くと、もう過ぎているとの事。実は最初入山料を払ったのが山荘でした・・・。
ちなみに、山梨県では「きんぷさん」長野県では「きんぽうさん」だそうです。
ミヤマスミレ、シャグマアミガサタケ、キバナノコマノツメ、バイカオウレンに会いました。
砂洗沢出会いから登山道に入り、石楠花の尾根道コースを歩きます。残念ながら少ししか咲いて いませんでしたが、時期だったら一面素晴らしいでしょう。
2,300m辺りから残雪が現れました。アイスバーンで氷状態になっており、アイゼンもつけられない のでツルツル転びます。
16:00金峰山小屋到着。
小屋前は山々が良く見え、八ヶ岳連峰や明日登る瑞牆山が見えました。明日雨予報なので、今日の うち山頂を踏みに行きます。
20分程歩き、16:40金峰山山頂着。
五丈(15m)あると言われる、金峰山のシンボル五丈岩でも写真を撮ります。小屋に戻ったのは 17:20でした。
お待ちかねの夕食に行くとびっくり!チキンステーキ、野菜サラダ、こふきいも、サツマイモ、 メロン、グループに750mlの赤ワイン1本のサービス!特別試食としてアイスクリームまで。
夕食後お決まりの語らいの後、就寝。何と綺麗な羽毛布団!!山小屋の嫌なところを改善していて、 ヨーロッパ並みの小屋だと思いました。
翌日は早朝から季節外れの雪に見舞われました。
朝食もちょっと変わっています。グループごとにおかずが種類毎お椀にのっていて、取って食べます。 余ったごはんを焼きおにぎりにしてくれました。ただし、持ち帰りは厳禁です。
お湯もお水も有料でちょっと厳しいところもありますが、総じて大満足の小屋でした。
7:00時に小屋を出発。
砂払いノ頭辺りから雨に変わりました。大日岩を過ぎ、8:45 大日小屋着。
雨が強くなり9:45 富士見平小屋で休憩。お金を払って素泊りできる良く見かける非難小屋ですが、 Mumingさんはこのような小屋が初めてだそうで、ボロボロの小屋に驚いていました。
それでも雨宿りができてありがたいです。
しかし残念ですが瑞牆山の登頂は諦め瑞牆山荘へ下ることになりました。
里宮平の分岐で迷いましたが、若者と遭遇し、相談の上赤テープを下りました。
11:00瑞牆山荘到着。
バスはかなり時間を待つようです。タクシーに電話すると、すぐバス来ますよ?一同、時刻表見間違えて ました・・・。
待ち時間、里宮平の分岐で会った若者とお話したら、何と甲武信から縦走してきたそうです!腰まで つかる残雪を掻き分け、死ぬ思いをしたそうで、かなりへこんだとのこと。
バスの中で増富温泉で降りても下りてもお得なきっぷを買い、温泉で疲れを癒しながら帰宅の途へ。
瑞牆山は日帰りでも来れるとのことなので、今度是非しゃくなげの頃に来てみたいです。
写真:マタギL提供
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